キャンプ料理は食育につながる!?子供と遊びながらの餃子ピザ作り

遊び優先の子供との食事は対策が必要

幼稚園児の息子は、キャンプに行くと「食欲」よりも「ストライダー」。一人でさっさと食べて、ストライダーにまたがって、「行くよ~」とスタンバイ。

こうなると、

「もうすぐ美味しい手羽先ができるよ~」
「サツマイモさんもこの後焼き始めるよ~」

などの声掛けも無駄。

これからメインの肉料理ができるというのに、息子に付いてまわって、テントに戻った時は料理が冷めていたなんてことも度々です、涙。

こんな風に食事よりも遊びに行きたくて仕方がない子どもや、一人で遊ぶにはまだ危ない幼児、とのキャンプでは対策が必要です。

子供と一緒に料理

それは、ずばり、料理を遊びにすること!

普通のお料理を手伝ってもらうにはまだ小さいし、面白みがないとすぐに飽きてしまうので、工作のように遊びながらできるメニューがおススメ。

前回作った「餃子ピザ」は、置いたり、塗ったりするだけで完成するので子どもに作らせるにはピッタリでした!


ピザも餃子も子供の大好物ですしね。

餃子ピザのレシピ


アウトドア料理の達人、
太田潤さんのアウトドアクッキング大事典―焚き火・鉄板・網焼き・ダッチオーブン・鍋で豪快に作る参考にしました。

<材料>          
  • 餃子の皮…1袋
  • ピザ用チーズ…50g
  • 玉ねぎのスライス…適量
  • ケチャップ、ピザソース、トマトソースなどお好みのもの…適量
  • 具材は一口サイズのお好みのものを‥適量

具材は、野菜を食べて欲しかったので今回はブロッコリーにしましたが、トマト、ナス、ゆでたほうれん草、キノコ類、モッツアレラチーズなどなんでも。必要に応じて先に炒めたり、茹でたりが必要です。

<作り方>         



  1. 餃子の皮をお皿において、
  2. (ホットサンド用に持ってきていた)トマトソースを塗って、具材を置いて、


  3. チーズをのせて、(オレンジのはトマト味の赤ちゃんチーズ)
  4. 餃子の皮のまわりを水で濡らして餃子の皮をかぶせてくっつけて、

  5. フライパンで両面を焼いたら、
  6. 餃子ピザの出来上がり~。まるでカルツォーネのよう笑。

餃子ピザのお味は…

この日は、一歳下のお友達と、ソースを塗ったり、具材を置いて、餃子の皮と皮をくっつけたりと、まるで工作のように楽しんだ二人。

お友達の息子くんから、「美味しい~」「お代わり~」と可愛い声が聞けて一安心。

息子は、本物のピザも皮しか食べないので、餃子ピザも食べたのは皮だけでしたが、本物同様に、

「皮お代わり」

の声が聞けました、笑。

大人のおつまみにもピッタリ

夫からも食べやすくて美味しいの声があったので、大人のツマミとしても簡単でオススメです。

そうえば、10年以上前に、実家のオーブントースターで作った記憶が蘇ってきました。その時は餃子の皮で蓋をしない普通のピザバージョン。

それも美味しかったのですが、かなりカリカリまで焼かないと柔らかくて食べにくかったな~。

このレシピは食べやすいので、自宅用にもオススメです。フライパンよりは、オーブントースターや魚焼き器の方が温度調整が楽ですよ。

食育につながるキャンプ飯

キャンプでは、遊びを取り入れることで、「食」への興味が高まります。

「食育」という大げさなものではありませんが、キャンプでは野菜やお肉を切って、火を使って調理するという、料理の一連の流れを目の前で見せることができます。

自宅だと、お料理をしても、オモチャで遊んでいることが多いのですが、キャンプ場では

「何切ってるの~」
「(フライパンに)何入ってるの~」
などといつもよりも料理に関心を寄せる息子。

高さのあるテーブルや調理台を使わずにローテーブルで調理しているため子供の目線で作業しているのも、惹かれる理由の一つかもしれません。

食育につなげるためには、

子供と遊びの要素を取り入れた料理を作ること

ローテーブルにして調理を見せること

などを意識するとよいかもしれません。次は何を一緒につくろうかしら~。


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